23 April 2019

最高級ワイン樽の風味を纏う、プレミアムシングルモルト

Rémy Cointreau Japan株式会社(レミー コアントロー ジャパン/東京都港区麻布台/代表取締役 宮﨑俊治)は、アイラ・シングルモルト・スコッチウイスキーブランド 「ポートシャーロット」より、ボルドー左岸の最高級ワインに使用されたフレンチオーク樽熟成の「ポートシャーロット MRC:01 2010」を2019年6月24日(月)より数量限定にて発売開始いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルックラディ蒸留所は、スコットランド西岸のヘブリディーズ諸島のひとつ、アイラ島に位置するシングルモルトウイスキーとジンを生産する蒸留所です。
ピートの焚き込みの強さによって、3つのブランドを造り分けているユニークさが特徴で、ノンピートの「ブルックラディ」、ヘビリーピーテッドの「ポートシャーロット」、スーパーヘビリー・ピーテッドの「オクトモア」があり、それぞれ個性的な風味とパッケージで、ウイスキー愛好家に支持されています。

また、ブルックラディ蒸留所は、麦・樽・時間(熟成年数)の3つの探求を軸に実験的な試みを行っています。当「ポートシャーロット MRC:01 2010」は、この「樽の探求」から生まれたリリースです。
原酒の50%をファーストフィルのアメリカンウイスキー樽、残りの50%をセカンドフィルのワイン樽で熟成。その原酒をヴァッティングして1 年以上、ボルドー地方左岸の最上級シャトーで使用されたフレンチオーク樽で熟成させたことで、複雑かつ生き生きとしたウイスキーが誕生しました。
全期間アイラ島で熟成したからこそ育まれる爽やかな海のニュアンスをはっきりと感じることができ、バーベキューのようなスモーキーさとの絶妙な調和は、ポートシャーロットらしい、まさにアイラ・シングルモルトです。

◇商品詳細<ポートシャーロット MRC:01 2010>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ウイスキータイプ:ヘビリーピ―テッド・アイラ・シングルモルト・スコッチウイスキー
■フェノール値:40PPM
■ヴィンテージ:2010年
■アルコール度数:59.2%
■大麦の産地:スコットランド産大麦100%(インバネス州産)
■ボトリング:アイラ島の湧き水を使用。ノン・チルフィルター、着色料無添加
■色調:テラコッタ
■味わい:ココナッツ、蜂蜜、ヴァニラ、ドライなスモーク、革
■熟成樽詳細:
ファーストフィルのアメリカンウイスキー樽 50%、セカンドフィルのフレンチワイン樽 50%
ヴァッティング後、ボルドー左岸の最高級ワインに使用されたフレンチオーク樽にて1年熟成

商品名
ポートシャーロット MRC:01 2010
PORT CHARLOTTE   MRC:01 2010

アルコール度数/容量
59.2度/700ml
希望小売価格(本体)
12,000円

◇テイスティングコメント
<香り>

まず、夏のフルーツとピートスモークの豪華絢爛なショーが幕を開ける。ラズベリーとチェリーが、ロクム(トルコ求肥菓子) と流木の燃えさしとともにグラスの中で弾け、次から次へと立ち上がってくる。このウイスキーには明らかに夏の気配がある。ピートモンスターの一族ではなく、軽やかで明るくフルーティーな雰囲気を纏っている。
香りが開き始めると、アイラの潮風、爽やかさ、塩気を感じる。アメリカンとフレンチという2 種のオークが、クラシックなヴァニラ、トースト、チョコレート、ローストしたコーヒー豆、リコリス(甘草)、クルミとアーモンドなどの深みを与えている。グラスを傾けるたびに、鼻の下でベリーと熟したプラムの泡が弾けるのを感じるだろう。
<味わい>
明らかに、59.2%というアルコールの熱を感じる。生き生きとして、アイシングシュガーやマシュマロの甘さがスモーキーさの中で弾む。様々な香りが所狭しとひしめいている。甘みの強い赤いフルーツとピートの煙は、力強いオークがタバコの葉と焦がしたオークとともにやってくると同時に、はかなく溶けていく。さらに、メープルシロップ、ペカンナッツとコーヒーが、かすかなオレンジと甘く煮た桃で引き立ってくる。
最初の一口では掴みきれないほどの複雑さがあり、再びグラスを手にすると、最初に押し寄せたフレーバーは複雑さを増している。波飛沫、ドライなスモーク、オークはさらに飛びぬけて、ラズベリーとプラムがヴァニラやバタースコッチと結びついていく。
<フィニッシュ>
フィニッシュではピートの煙はいつもよりわずかに薬っぽく、包帯やクレオソートを感じる。ドライなニュアンスは、フレンチオーク樽の軽いトースト感、アメリカンオーク樽のしっかりとした焦げ感、そして最高級ワイン氏に使用されたフレンチオーク樽でのヴァッティング後の後熟からもたらされるものである。ボルドーの特別な樽での追加熟成がフルーティーさの層を加え、スモーキーさの中にたなびいてウイスキーの中心にまで届いている。
とろりとしたテクスチャーがフィニッシュの余韻を長くするーパワフルなピートスモークを最後まで残すように、クリーミーなヴァニラ、スパイシーなクローブや熟したピーチがゆっくりと消え、ポートシャーロットのDNAをしっかりと刻み込んでいく。
<特徴>
生き生きとして明るく、希望に満ち溢れている。山積みのフルーツとフレンチオーク、力強いピートの煙とアイラでの熟成が卓越したコンビネーションを作り上げ、素晴らしい体験を約束している。

WE BELIEVE TERROIR MATTERS. ―私たちはテロワールが重要だと信じている。
ブルックラディ蒸留所は、ヘブリディーズ諸島、アイラ島の西海岸沿いにあり、1881年に設立された当時のままの伝統的な蒸留設備と、革新的なウイスキーづくりが見事に融合した蒸留所です。
ブルックラディのウイスキーには蒸留所の信念が語られています。それは、ウイスキーは信頼性を持つべきだ、という考えです。どこで蒸留 され、どこで熟成されたのか。テロワールはそれがつくられた土地や原材料の大麦や水について語り、人の魂がスピリッツに命を与えるのだと信じています。
テロワールを重んじ、徹底して原産地を追及したブルックラディのウイスキーは、100%スコットランド産の大麦を原料につくられています。また、アイラ島大手の中では唯一全てのウイスキーをアイラ島内で熟成し、ノンチルフィルター、着色料無添加でボトリングしています。