TELMONT

Introduction はじめに

TELMONT テルモン

母なる自然の名のもとに

テロワールへの敬意とアルチザン(職人による伝統的な製法での少量生産)を何よりも重要。
1912年の創業以来「優れたワインは自然からの贈り物であり、大切に守るべきもの」と考え、勇気、謙虚、忠実というモットーを掲げ、サステナブルで伝統的な製法に向き合う革新的なシャンパーニュ・メゾンです。

Terroir テロワール

葡萄の樹ひとつひとつが、テロワールの表現となる

テルモンの所有する葡萄畑は、自然豊かで葡萄栽培に適した傾斜地。

メゾンはシャンパーニュ地方のヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区、美しく自然の豊かなダムリー村に位置。

セラーで熟成中のボトルを確認するセラーマスター ベルナール・ロピタル

手作業のフィスラージュ。コルクをボトルに留めておく伝統的技法で、熟練を要する難しい技術。

People ひと

ベルトラン・ロピタル

Bertrand Lhopital ベルトラン・ロピタル

セラーマスター 1999-現在

創業者ファミリーの4代目として、1999年に父のセルジュ・ロピタルからセラーマスターを受け継ぎました。
テロワールを重視し、自然に逆らわずに葡萄栽培を行うという信念、代々継承される伝統的な手法を守っています。
セラーで過ごすことが多いとされるシャンパーニュのセラーマスターと異なり、畑で過ごし、自ら葡萄の状態を把握することに注力。最もサステナブルなシャンパーニュ・メゾンを目指し、革新的な試みを率先して実施しています。

ベルトラン・ロピタル

AURORE GUERLESQUIN オロール・ゲルルスカン

アシスタント・セラーマスター

シャンパーニュ地方エペルネー出身のオロールは、幼い頃から葡萄畑に親しみ、早くからワインへの情熱を育んでいました。数々の有名なシャンパーニュ・メゾンでのインターンシップで経験を積み、テルモンのチームに参加しました。
現在、彼女はメゾンの重要メンバーとなり、そのユニークなスタイルを継続するために、ベルトランとともに畑へ足を運び、セラーでの管理に向き合っています。

Time 時間

  • 1911

    葡萄の不作から、一部の生産者がシャンパーニュ地方以外の葡萄を使用した事実が発覚し、大騒動に発展した「シャンパーニュ暴動」が勃発。
    葡萄農家兼ワイン生産者であったアンリ・ロピタルは「Gloire au Champagne(シャンパーニュに栄光あれ)」という歌を作り、生産者にシャンパーニュの高品質水準の維持を勧める。

  • 1912

    シャンパーニュ暴動をきっかけに、アンリ・ロピタルは、地元のシャンパーニュメゾンに葡萄を提供するのではなく、自らの名を冠した独自のシャンパーニュの生産を開始。

  • 1939

    アンリの息子アンドレが現存するフランス軍最古の騎兵連帯「Cuirassiers(胸甲騎兵)」第二連隊に入隊。
    1600年代後半に遡る胸甲騎兵を称え、後にロゴのデザインに起用。

  • 1947

    除隊後アンドレはシャンパーニュ地方に戻り、メゾンを継承。「シャンパーニュ・ド・テルモン」と名付けたブランドを確立。息子セルジュはダムリーの副市長を務めながら、メゾンの発展に寄与する。

  • 1999

    セルジュが二人の息子、ベルトランとパスカルにメゾンを託す。ベルトランは現セラーマスターを務める。

  • 2017

    所有区画のオーガニック認証を獲得した最初のシャンパーニュメゾンの一つとなる。
    2025年までにドメーヌの全ての葡萄にオーガニック認証を取得予定。

  • 2020

    レミーコアントローがテルモンの主要株主となり、さらにサステナブルなシャンパーニュ・メゾンとなるために取り組みを強化する。

  • 2021

    先見の明と努力の結晶として、初のオーガニック認証キュヴェ「レゼルヴ・ド・ラ・テール」を発売。