17 April 2020

新型コロナウイルスと闘う医療機関をサポートする私たちの活動は、世界各地の生産拠点で継続しています。彼らの行動は私たちの価値観「テロワール、人々、時間」を反映しています。

フランス

メゾンの拠点であるコニャック、 アンジェ、イゼール(ドメーヌ・デ・オートグラス)、そしてパリにて中性アルコール(アルコール度数96%)を直接配送して寄付。 10,000リットルを超える中性アルコールが、4つの地域の13の病院、中央薬局、緊急需要のある地元企業に届けられました。Cristal Union協同組合、サプライヤー、およびフォワーディングパートナーのHillebrandによる配送支援に心から感謝申し上げます。

 

・レミーマルタン

「ハウス・オブ・コニャック・シンジケート」(専門家やQualyse研究所の助力を受け、アルコール消毒剤を製造、瓶詰め、流通するため立ち上げられた組織)の呼びかけに参加。850リットルのワインアルコール(UNIFAB、現在は衛生法により承認)を提供しています。 シャラント地区とシャラント・マリタイム地区の医療施設、薬局、老人ホーム、パーソナルケアサービスをサポートしています。

 

・コアントロー

3月21日以降、中性アルコール(1日あたり300リットル)をアンジェ薬学部などにも供給。 4月初旬以来、アンジェのリキュールメーカー Giffardと協力。2リットルと5リットルコンテナ入りアルコール消毒剤を生産し、配布拠点となる地元病院に届けています。

 

スコットランド

・ブルックラディ蒸留所

小さな島での感染蔓延を防ぐために、WHOのアドバイスに従ってアルコール消毒剤を生産。病院、救急サービス、老人ホーム、店舗などに配布されています。

 

ギリシャ

・メタクサ

ギリシャはまだパンデミックには至っていませんが、感染者に対応する13の病院の消毒用アルコールの供給を計画。最前線で働く医療従事者をサポートするために、今後3か月で最大35,000リットルのアルコールがギリシャ全土に出荷されます。

 

アメリカ

・ウエストランド蒸留所

シアトル地域の病院に直接連絡を取り、WHO処方のアルコール消毒剤を500リットル出荷。ボランティアのボトリングチームは、ソーシャルディスタンスを守りながらの生産に日々取り組んでいます。 主要サプライヤーからエタノール生産用として60トンの麦芽の寄付を受け、4月第2週から1日あたり400リットルの生産を予定しています。