14 February 2020
「ブルックラディ ブラックアート 1994 (Edition 07.1)」を2020年3月16日(月)より出荷を開始いたします。

「ブルックラディ ブラックアート」は、ブルックラディ蒸留所のヘッド・ディスティラーが、特別に厳選したキュヴェシリーズです。原酒の組み合わせも、その創造主であるヘッド・ディスティラーのみぞ知る数量限定品であり、どの作品も、熟成庫に眠る全カスクの中から、 極めて特別なカスクをヘッド・ディスティラーが選び出し、ボトリングしています。
当「ブラックアート1994年」ヴィンテージは、重要な意味を持っています。1994年はブルックラディが閉鎖された年であり、その間もこの原酒は貯蔵庫で生き続け、そして現在までの蒸留所の再興を見守り続けていました。
ヘッド・ディスティラーのアダム・ハネットは、「このスピリッツは、前オーナーから前マスター・ディスティラーのジム・マッキュワン、そして私たちの世代へと引き継がれたもの。閉鎖の直前に生まれ、蒸留所が忘れ去られている間も貯蔵庫で生き続けていたのだ。この25年を経たウイスキーには、先人の意思を継ぐ思いがクオリティとして表れている。その志を胸に仕事ができることを誇らしく思う」と語っています。
商品詳細

- ブラックアート 生産数量限定シリーズ 第7弾
- アダム・ハネットによる、3作目のブラックアート
- 1994年ヴィンテージ
- 25年熟成
- ノンピート アイラ・シングルモルト・スコッチウイスキー
- カスクの種類:アダム・ハネットのみぞ知る
- アルコール度数48.4%
- ノン・チルフィルター、着色料無添加
- 世界限定12,000本 シリアルナンバー入り
<色>
トゥニー(黄褐色)
<香り>
驚くほど複雑な香りの中に、重要な役割を果たした樽一つひとつの存在が感じられる。グラスからはアロマが次から次へと、まるで整然と秩序を保つかのように立ち上がる。最初に香るのはリッチなマジパン、続いてクルミ、カスタードプリン、ロクム(トルコ求肥)、ほのかなストロベリー、すみれ、そしてココナッツ。
プラム、洋ナシのシロップ煮、レーズン、グレープフルーツの重厚なフルーツ感に続き、香りがさらに開くにつれて、ウッディなスパイス感、ナツメグ、焦がしたオーク、ローストしたコーヒー豆、そして黒砂糖が現れる。鼻腔を満たす圧倒的な喜びを堪能し、フレーバーの深淵を探求してほしい。
<味わい>
力強さを感じさせるわずかにシャープな味わいを覆うように、サテンのような滑らかなテクスチャーが舌を包み、とろみと丸みを帯びた味わいが口に広がる。オークの力強さと落ち着きが、いくばくかドライな印象を与えるが、ココナッツ、ロクム、ソフトキャラメル、オレンジのスパイス煮の波が同時に押し寄せ、オークとフルーツの層が柔らかく溶けて混ざり合う。
多彩な要素が絡み合う味わいは、一口堪能するごとに新たな次元の発見をもたらしてくれるだろう。香りの複雑さに比べるとシンプルな味わいながら、その中にウイスキーのアロマを際立たせるうえで欠かせないバランス、テクスチャー、明瞭なスタイルを見いだすだろう。
<フィニッシュ>
この驚くほど濃密なテクスチャーは、味わいが永遠に続くかのようにいつまでも舌に留まり、余韻を長引かせる。ローストしたナッツにトロピカルフルーツ、焼きパイナップル、バタースコッチが続き、確かに記憶に残る甘さを紡ぎだす。
<ムード>
創作過程が謎に包まれたウイスキーというのは好奇心を刺激するものだ。過去を振り返り、未来の可能性を迎え入れる瞬間。それがブラックアート07.1だ。
商品名 | ブルックラディ ブラックアート 1994 |
BRUICHLADDICH BLACK ART 1994 | |
アルコール度数/容量 | 48.4度/700ml |
希望小売価格(本体) | 36,000円 |
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